健康便利帳

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心拍数とダイエット2

こんにちはサテラです。



AT値を超えると脂肪燃焼されない


ATはAnanerobic Threshold の略で「無酸素性作業閾値」を意味します。

マラソン等の有酸素運動も楽なスピードから徐々にスピードを上げると辛くなってきて走れなくなってきますが、辛くなってくると有酸素運動から無酸素運動へ変わってしまいます。



その有酸素運動無酸素運動の境界線を知るための目安になるのがAT値(Anaerobic Threshold)なのです。



1分間の心拍数が“AT値”を超えると酸素の供給が追いつかなくなり、有酸素運動から無酸素運動に切り替わります。



有酸素運動での激しい運動ではAT値を超えると知らぬ間に無酸素運動をしている事になり、ランニングをしているつもりが、無酸素運動短距離走をしているいるという結果になってしまうのです。




それでは、有酸素運動から無酸素運動に変わる自分のAT値の計算式を書きます。



AT値=[最大心拍数(220−年齢)−安静時心拍数]×(0.5〜0.7)+安静時心拍数



0.5〜0.7は運動強度で、運動をあまりしていない一般の方は0.5で計算します。


例えば、30歳で安静時心拍数70の場合は、(220−30−70)×0.5+70=130となります。



この数値がAT値となり、1分間の心拍数が130以内で運動すれば脂肪燃焼されているという事なのです


一般人の0.5の運動強度はうっすら汗ばむ程度の運動で効果あるのかと思われますが、そのぐらいの運動が良いようです。



これを知らないで、有酸素運動で体脂肪を燃焼しようとしても、実際には無酸素運動をしている事になり筋肉量だけ増加して、結果的に体重増加という状態になってしまっうのです。



心拍計で、きっちりした運動をしたい方は買ってみても良いと思います。


心拍数=脂肪燃焼となる事を意識して、脂肪撃退しましょう。